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セールス部門のない会社はない

企業が商品を販売する部門、一般的には営業部とか販売部とか言われるんだと思いますが、これらセールス部門がない会社はまぁありえません。
顧客との接点であり、直接売上に結びつく部門の代表です。

そういう意味ではWebも同じです。顧客との接点であり売上に貢献する部門です。
あれ?違う?御社のWebサイトは従業員と関係者しか見てなくて、売上に結びつけることなんて考えられていない?
よくある話です。他所もやってるからとか、そういう時代だからって理由でコンセプトなく立ちあげられたWebサイトなんて山ほどあります。当然そんなWebサイトが利益貢献する可能性は激低ですし、利益を生まないのであればメンテナンス等への投資もできません。

それで良しとするのは残念すぎる話です。
例えば、優秀な営業マンって、自社商品の事ばっかりベラベラと喋らないとか言うじゃないですか。色んな話のネタを持っていて、それを会社や自身の信用・信頼感や自社商品のニーズ喚起につなげる才能が優れているって事なんでしょうね。
同じことを自社Webサイトのコンテンツという形で表現すればいいだけの話なんですから。

それが企業のメディア化っていうことです

メディア化っていうのは、簡単にいえばWebを使って情報発信しましょうってことです。
ただし、広告やカタログをWebに転載しただけでは、情報発信ではありますが、メディア化ではありません。
例えば車の雑誌。たくさん車の広告が掲載されています。ほとんどの人は記事を読みたくて購入し、ついでに広告も見ているはずです。広告が見たくて雑誌を買う人はまずいません。
記事では、いろいろな切り口で車を紹介しています。試乗レポート、運転テクニック、カスタマイズの提案、テーマを設けていろんな車を比較してみたり、カーグッズの紹介なんかもあるでしょう。
ターゲットとなる人が興味を持ってくれて、その雑誌を購入して貰えそうな記事を用意するのがメディアの役目で、だからこそ広告が有効に機能するわけです。
(※実際はもっと腹黒い理由もあってメーカーは広告出稿してるんですが、そのへんは割愛)
(※を買ってもらえる記事を書くという側面もありますが、そのへんも割愛)

ほとんどの企業のWebサイトは会社案内とカタログという、ある意味広告のカタマリです。それを見せるための記事に当たる部分、優秀営業マンがやってるトーク(雑談)に相当する部分が欠けているんです。
だったら自前でオモロな記事を用意して、楽しんでもらえばいいじゃない。優秀営業マンがやってることを、Web上で実現させればいいじゃない。
って感じの流れでメディア化という考え方が生まれました。

商品のプロモーション以外のことを会社のWebサイトに載せる意味がわからない?

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前田建設ファンタジー営業部

会社のリソースを使って「儲け」を感じさせないコンテンツを作るからプロモーションになるんです。
このへんのさじ加減とかノウハウについては近いうち書きたいと思っていますが、とりあえず事例をご紹介します。

前田建設ファンタジー営業部

前田建設ファンタジー営業部として宇宙戦艦ヤマトを建造するスペースを受注したそうで、仕様、工法、設計、見積を本気で検討しプロジェクトXっぽく記事にまとめています。
技術者が会社のリソースを使って本気で遊ぶとここまでやらかすんだと、驚かされます。
現在私は、ビルを建てるなら前田建設しか無いとすら思っています。建てないですが。

前田建設ファンタジー営業部のコンテンツ、広告代理店に丸投げで作れるでしょうか?
最終的なライティングは外注かもしれません。デザインも外注かもしれません。でも編集は間違いなく社内でしょう。じゃなけりゃこの「中の人ノリノリで楽しんでる」感は醸せません。
いろんな部署が絡んでくる内容なので、編集スタッフはいろんな部署から集められているんでしょう。

つまり編集マンは営業マンと同じく必須スタッフであると

  • ユーザーとの接点という意味で営業マンと自社Webサイトは同じ
  • 売上に貢献するには優秀営業マンと同じことをWebでやる
  • それには企業のメディア化が重要(オウンドメディア)
  • オウンドメディアには独自コンテンツが必要
  • 独自コンテンツは外注に丸投げで作れるものではない
  • 少なくとも編集チームは社内、メンバーは全部署横断的に

ということで優秀な編集マンは、優秀な営業マンと同じくらい売上に貢献するというのが今回の結論です。
今からでも全然遅くありません。編集マンを採用するか育ててみませんか。

そしてその際には、ブレーンとして、外部スタッフとして、コンサルタントとして呼んで下さい。
こんなブログ書く時間無いくらい、忙しくさせてください。是非共。